4月18日(金)
PTA総会において会長あいさつをさせていただいたわけですが、私がこの一年間で感じたこを中心に述べさせていただきました。
ここに全文掲載させていただきます
《会長挨拶》
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『平成20年度定期総会の開催にあたり、会長として一言ご挨拶申し上げます。
本日は、田原議員をはじめご来賓の方々におかれましては、公私共にお忙しい中、ご出席いただきまして誠にありがとうございます。
また、日頃より怡土小PTAの活動に対してご理解とご協力を賜り、重ねてお礼申し上げます。
さて、平成19年度の活動を振り返ってみますと、PTA広報紙や活動だより等でご承知のとおり、年度当初の活動計画に基づき各専門部の活動を着実に行ってまいりました。
細かい事まで言えば、多少問題点もありましたが、何とか予定どおりの事は出来たのかなと思っております。
平成19年度は例年とは違う取り組みも実施しました。
そのことに触れる前に、それに至った理由を申し上げます。
実は、数年前から「PTAに元気が無い」とか、「歯車が狂ってきたような感じがする」とか、内外から指摘を受けておりました。
厳しい言い方かもしれませんが、我々PTA会員である保護者が自己中心的になり、自分の子どもの事しか考えず全体の調和であるとか、協力というものをおろそかにしてきた事が第一の原因だと思われます。
いつの時代も我が子がかわいいものです。
親バカは大いに結構なんですが、バカ親になってはいけないと思うのです。
地域のためとか、学校のためという・・・いわゆる奉公滅私的な活動には「わからない・私には出来ない・忙しい」と判をついたような言い訳ばかりで非協力的。
その反面、自分の子どもに直接つながることについては、学校やPTAに理不尽ないちゃもんを平気で言う。
それでいいのでしょうか?
そんな疑問を持ったものですから、まず一部の協力的な人だけが大きな負担を強いられる体制を変えなければ始まらないと思いましたので、組織改編の準備を開始いたしました。
また、かなり不平不満も多かったのですが、役員の選考方法も変更させていただきました。
そして、ご覧いただいた方も大勢いらっしゃると思いますが、PTA役員が結束して、楽しくそして自分たちから何かメッセージを子どもたちに伝えるようなことをしたいと考え、初めてPTA役員による「いじめについて考える劇」を上演しました。
大変な反響があり、これについては本当にやってよかったなと思っています。
ただ、これだけで怡土小PTAが活性化したとは言うことはできません。
私は、本日の総会をもって退任させていただきますが、必ずやこのあと承認されるであろう井上新会長を筆頭に20年度の役員の方々が19年度からの流れを受けて更にステップアップしてくれるものと強く信じております。
どうか役員並びに会員の皆様におかれましては、是非とも積極的な行動力と熱い思いを結集させて、地域の方々の協力を仰ぎながら前進させていってください。
最後になりますが、校長先生をはじめ諸先生方にはこの場をお借りして一年間のお礼を申し上げますとともに、今後も絶大なご協力を賜りますようお願いしまして会長挨拶とさせていただきます。』